いつものように娘が宿題を済ませ、最後の音読に取りかかる。
娘:「おんどく いきまーす」
私:「はい どーぞー」
娘:「『ずーっと ずっと だいすきだよ』」
淡々と読み進めていく娘。
……え?
ちょ、ちょっと待って。
昨日まであなた、“うんじゃらうんじゃら”とか“きーくるくる”とか言ってたじゃない。
なんか母ちゃん目のあたりがじんわりしてきたんだけど…?
ざっくりまとめると、
とても仲良しの主人公“ぼく”と“エルフィー”。
いつも「大好きだよ」と声をかけながら一緒に過ごしていた。
時が経ち、“ぼく”が成長するにつれて“エルフィー”は年老いていく。
やがて訪れる別れの日。
「言わずともわかる」ことであっても、大切なことは言葉で伝えていきたい。
…という話。
しかし小1でこんな涙腺ついてくるような話、教材にしちゃうの?
この話を題材に純真無垢な感想が飛び交うわけでしょ?
先生、授業の度にボロ泣きなんじゃないの?
と、余計な心配をしてしまうくらいに意識が飛びました。
あーびっくりした。
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